2020年02月12日

ステップを踏んでいない要望書

募っているが募集はしていない
合意しているが契約はしていない

一般常識から離れたことがまかり通っているようで
とても不安を覚えるが、これはテレビで扱う国のことだけでなく
自分たちの住むこの地区(新城市)でも行われている

先日の全員協議会の最後の時間に騒ぎになった事件については
浅尾市議のブログで明らかにされた→疑惑の「要望書」がとうとう明らかに!

一般的な手続きとして議員が国会議員に要望や陳情を行う時は
事前に議長に要望書を提出することになっている
政務活動費を使い要望に出かけた議員(複数)は議長に提出したとしていたが
議長は提出された日には外出しており見ることはできなかった

ところがその日、議長は電話で国会議員さんから要望書の書き方の不備を
指摘され、見ていなかったがその対応に応じた
要望書は忙しい時期に議長の机に封筒入りで置かれていたために
議長が知らず知らずしまいこんでしまってそれを確認できなかったらしい
ところが、それが最近見つかった

ここまではありそうな話
ところがこの要望書がすごい事になっていた
要望書を提出したのが「新城市議会」となっていたのだ
常識的に新城市議会とするには、市議会議員の全員の同意がないと
そうは書くことができない
全員の共通認識とするには全員協議会の議題となって賛同を得たとか
そうしたステップを踏むのが普通なのだが、そうした会が開かれた形跡はない
にもかかわらず、「新城市議会」名で要望書を提出したというのはどういうことか
勝手にやってしまったのではないか、、、
との不満が一部の議員さんから声があがったが、議員でなくてもその声は理解できる

適切にという表現は正しいステップを踏んでいる事によってその正当性が確保される
ところが、一年前の政務活動費の騒ぎも、今回の件も正しいステップを踏んでいなかった
ために起きている

実は政務活動費絡みでは「報告書」についても奇妙な出来事が行われていた
これは千郷で行われた合同議会報告会の傍聴のブログで紹介したが
がっかりするのは、こうした少し情けないことがまかり通っている現実

文句を言い出すとキリがないが、もっと困るのは議員が自分たちのために制定した
政治倫理条例について、その解釈が議員全員が同じではなく、個々に独自の解釈が
存在してしまうこと
ここまで来ると、募っているが募集はしていない、、
と同レベルの話になってしまっている

議員も人間だからパーフェクトなものを求めるのは現実的でない
でも、最低限のことはちゃんとすべき、、と思う
例えば、地元の声を反映した一般質問は行うとか、、、








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