2022年05月19日

ミロ展

なぜ好きなのかを説明するのは難しい
だが好きになった瞬間のことははっきり覚えている

先日、本当に久しぶりに名古屋まで出かけた
お気にいりのミロの展示会を見るためだ
(ミロ展 日本を夢見て 愛知県美術館)
会場はそれほど混んでいるとは言えない
その分ゆっくり見られていい

自分が好きなのは後期の部類にはいるのだろうが
黒と赤と黄色とか緑を使った落書きののような絵
なんだかよくわからないが、とにかく愛着感を覚えるのだ
(安心感も)

そうそう、これこれ、、、と思いながら展示作品を見てると
作品の隣にカメラの印があって、撮影可の文字があった
SNSの投稿も可能ともある

そこで遠慮なく撮影したのが
ミロ展
ミロ展

上の作品は今回の展示会の紹介に使われているもので
馴染みがあるが、大きな画面を目前で見るとまた違った印象を持つ

そう言えば東京上野の西洋博物館に展示されているミロの作品も撮影可能で
2016年にちゃっかり撮影している
それが
ミロ展

誰でも描けそうな単なるいたずら書きみたいだが、遠くから見ていても
ミロの絵がある!とすぐに分かって吸い寄せられるように近寄った

何が良いか、なぜ好きかは言葉にしにくい
食べ物を味わってる本人が美味しいという表現でしか言えないのと同様に
好きだという感覚は、、共通項は感情の面ではあるかも知れないが
言葉の世界ではどうも不十分な気がしてしまう

ミロを知ったのは、そして一気にお気にいりとなったのは
豊橋にかつて存在した西武百貨店のイベントがきっかけだった
ある時、版画の展示即売会をやっていた
本当に何の気無しに覗いただけだったが
ある絵の前で釘付けになった
それはハガキよりも少し大きなくらいの絵(版画)で自分には
その絵から不思議な空気が発散されているような気がした
優しさとか温かさ、、それがほんわかと溢れていて
なんだこれは、、と作者名をチェックして
それがミロだと覚えるきっかけとなった

以後、ミロに関する情報はいろいろ目に入るようになって
岡崎で行われた展示会も見に行ったし
彼の作品が多く載っている本も手にした

こうなる彼の作品を手元に置きたい
と思うのは自然のことだが、本物は気楽に求められる金額じゃない
豊橋の画廊にも版画の作品があったが、金額面だけでなく
もっといい作品(気持ちにフィットした)はないのだろうかと迷ってしまう

ということで、手元にあるのは展示会でお土産用に売られていたハガキが数枚
その中で、額に飾って目につくところにあるのがこの絵
ミロ展

抽象的なので、なんとでも味わったり理解しようとすることができる
でもそんなことを思うより、ただただ良いなあ、、と思うことのほうが
より楽しめるような気がする

バルセロナにはミロの美術館があるらしい
そこには行ったことはないが、自分には有名なガウディの建築物よりも
ミロのほうが気になる(ペドリのいるバルサも気になるが)

この展示会は7月3日まで開催されている
先日は久しぶりの外出で疲れてしまい、本調子がでなかったから
気分を改めてもう一度行くことになるかも、、、


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